NHK クローズアップ現代 やらせ指摘問題の中間報告とキャスターの謝罪

ＮＨＫの報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったと指摘されている問題でNHKが中間報告をした。
また4月9日の「クローズアップ現代」で国谷裕子キャスターが中間報告を受け謝罪した。
ただし、指摘されているやらせについては否定しており、謝罪と言っても詐欺の活動拠点とした部屋が、そうでゃなかったという「誤り」を謝罪しているものだった。
NHKの中間報告の要旨：
・番組に一部誤りがあった
　番組中でビルの一室を詐欺の活動拠点としたが、それは誤りであった。
　NHK記者の関与は認められないが、裏付けが不十分であった
・演技の依頼はしていない
やらせ指摘の男性証言とは：
・NHK記者に頼まれて架空の人物を演じた
（週刊文春の3月26日号に掲載記事有）
今回、この問題をわかりにくくしているのは、表に出てきていない男性の存在。
会社経営者とされる40代の男性は、NHK記者とブローカー役をやらされた男性とも共通の知り合いで、しかも問題となった撮影現場の部屋を借りて、部屋の鍵を渡している。
いずれにせよ、訂正放送を求められているにはNHKであり、公共放送として視聴料を市民から集めて存在している責任もある。
ここは誰にでもわかりやすくクローズアップしていただきたい。

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タグ：NHK　クローズアップ現代　キャスター謝罪　中間報告