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46センチ砲 射撃中の写真は武蔵かどうかわからない [ニュース]

火を噴く46センチ砲!
射撃中の戦艦武蔵の写真発見!
とテレビ、新聞で大きく取り上げられましたが、たしかに46cmの主砲の斉射している写真は大変貴重。
musashi.png
ただ、問題なのが戦艦武蔵と断言されて報道されていることです。
背景としてはフィリピンの深海に沈んでいた武蔵が発見された直後でもあり報道的には武蔵にしたい。ということでしょう。
スポーツ新聞なら
「武蔵か大和のの写真大発見!!」
とくるところです。

何故武蔵と報じられているか:
写真を保管していた遺族が武蔵だと言っているから
何故武蔵と断言できないのか:
武蔵は大和型と言われる3隻(大和、武蔵、信濃)のうちの1隻。
早くから航空母艦として建造された信濃は別として、大和と武蔵は双子で建造され、運用された。



大和と武蔵:
双子なので、名前が違うだけというのが残念ながら事実。
大和や武蔵に思い入れが強い人ほど、違いがあって欲しいという願望をお持ちなのはわかりますが。
海軍の運用側としても、部品全て共通化しておかないとやり切れません。
武蔵は早くに撃沈されたため、特に沖縄戦の頃の大和は両脇の副砲が撤去され、対空砲が拡充・補強されているので、一目で武蔵とは区別可能となりました。
今回の射撃の写真:
・実は、いつ、どこで、誰が撮影したのか不明です。
 写りが悪く、わかるのは明らかに大和型のシルエットであることだけです。
 これでは沖縄戦に出撃する頃の大和だと言うこともできます。
・ご遺族が武蔵の砲術長の永橋爲茂大佐のお身内ということですが、自分の船(武蔵)から大和を撮影したともいえます。




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